枝幸町の紹介
枝幸町の概要
平成の大合併(枝幸町と歌登町)で誕生した北海道最北の新町「枝幸町」。
オホーツク海に面した枝幸地区と四方を山に囲まれた歌登地区からなり、山海の幸が豊かな町です。

数字で見る枝幸町
枝幸町の人口は、8,437人。(平成27年国勢調査)
町の面積が1,115,67㎢で、北海道で9番目の面積を誇ります。
毛ガニ一大生産地と言われるオホーツクエリアの漁獲量90隻1,160t~1,500tの内、18隻約232tは枝幸町で水揚げされており、名実ともに日本一の毛ガニの町。毎年7月に開催される「枝幸かにまつり」は大人気イベントです。
枝幸町の海岸線の総距離は58kmにも上り、地方港湾1港、第2種漁業2港(7地区)・1分港で漁業が営まれています。
町の約8割を森林が占め、人口密度が7人/㎢ととても低いことからも分かるように、北海道らしい大自然に囲まれた町です。
枝幸町は、約1,300万年前に暮らしていた謎の哺乳類と言われている「デスモスチルス」の化石が日本で一番多く発掘されており、その姿はオホーツクミュージアムえさしで見る事ができます。
海洋狩猟民の文化「オホーツク文化」を代表する遺跡が目梨泊にあり、その文化を知る出土品の内319点が重要文化財に指定されています。
夏と冬の寒暖差が激しく、最大でその差70℃にまで達します。
枝幸の漁業と海産物
漁獲量日本一の毛ガニをはじめ、ホタテ、秋サケの漁獲量も多くその味も絶品と言われており、「オホーツクえさしブランド」として日本中に流通しています。(その他タコ、カレイ、ナマコなど)
その他枝幸の産業
酪農を中心とする農業と森林の有効活用を目指した林業、優れた海産品の加工など様々な分野で日本の産業を支えています。
枝幸町の特産品/お土産

・毛ガニやホタテ、秋サケなどの海産品
・いくらや鮭とばなどの加工品
・山菜の佃煮
・風味づけ、水煮加工品
・木いちごとハスカップのゼリーやジャム
・麦芽飴 など
枝幸町の観光スポット、見どころ
【神威岬・カムイ岬公園】 北海道立オホーツク自然公園に指定されている風光明美な場所で、冬には流氷に覆われるオホーツク海を望むことができます。
【ウスタイベ千畳岩】 畳を敷き詰めたような不思議な景観が魅力の場所で、北海道立オホーツク自然公園に指定されています。
【目梨泊遺跡】 神威岬を望むオホーツク海に面した場所に位置し、オホーツク文化を代表する遺跡の一つで、出土品の一部は国の重要文化財に指定されています。
【うたのぼり健康回復村】 ゴルフ場やふれあいの森など自然に囲まれた憩いの場で、温泉やホテルにコテージ村などの宿泊も完備する、枝幸を代表するリゾートエリアです。
【三笠山展望閣】 市街地から近く、三笠山の頂上に展望閣で、美しい街並みと雄大なオホーツク海を一望できます。
【癒しの森 音夢路(オムロ)】 緑の風を感じながら、森林浴やトレッキングなどを楽しめるまさしく癒しの森です。
【オホーツクミュージアムえさし】 枝幸町の歴史を学べる郷土資料館で、国の重要文化財であるオホーツク土器などの他、7mを超える国内最大級のシャチの骨格標本や絶滅したデスモスチルスの復元骨格などが展示。
【クリオネ】 流氷の天使と呼ばれるクリオネは、冬になり流氷が近づく頃になると海岸でも見る事ができます。
【流氷】 毎年、1月下旬から2月の間に接岸し、枝幸では流氷にちなんだイベントも開催されます。
枝幸町のイベント
【枝幸かにまつり】 毎年7月第1日曜日開催 / 前日土曜日は前夜祭 平成29年で50回を迎える、初夏の大人気イベントで、毎年日本中から多くのお客様が毛ガニを目当てにいらっしゃいます。
【よくばりフェスタ】 毎年10月第1日曜日開催 鮭漁まっ盛りの収穫の季節、特産のメジカを中心に、オホーツクの秋の旬を味あうイベントです。
【流氷フェスタ】 毎年2月の第3日曜日 子どもを中心とした親子で楽しめるイベント。大型滑り台や豪華景品が当たるホタテ釣りゲームなどあります。